ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地9日、ユタ・ジャズを115対94で退け、リーグ歴代最長のレギュラーシーズンのホーム連勝記録を46に更新した。ステフィン・カリーはシュートタッチに苦しみながらも、前半終了時にハーフコートからのブザービーターを決め、この日最大の見せ場を作った。

　ウォリアーズは、クレイ・トンプソンが23得点、カリーは序盤に苦戦し、12得点、10アシストと低調だった。ドレイモンド・グリーンが、17得点、7リバウンド、5アシストをマークした。

　カリーは今季、40フィート（約12メートル）以上のシュートを11本中4本と36.4％の確率で成功、30フィート（約9メートル）以上は27本中13本で48.1％と脅威の精度で沈めている。この試合では、4本のスリーを含む最初のフィールドゴール（FG）5本を外したが、第2Q残り3分12分にスリーを決め、2012年11月23日以来の前半無得点を回避。すると前半終了直前には、ブザーと同時に超ロングシュートを決め、そのままダッシュでロッカールームに下がった。ウォリアーズはこれで52対41とリードを広げ、後半はジャズを寄せつけなかった。

　グリーンは、カリーのロングシュートについて、「もう当たり前になってしまった。彼がシュートを放った瞬間に… 決まると分かったよ」と、語った。

　ウォリアーズは、マリース・スペイツが第2Qに7得点を集中し16得点、リアンドレ･バルボサが13得点とベンチ陣も活躍。第2Qにカリーがベンチに下がっていた時間帯にはベンチメンバー中心に11対2のランを展開し、守備でもジャズを押さえた。

　敗れたジャズは、トレイ・バークが途中出場ながらチーム最多の18得点、ゴードン・ヘイワードが16得点、ルディ・ゴベールが15リバウンドをマークした。（STATS-AP）

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