リーグ連覇を狙うゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCが、直近2試合のターンオーバーの多さに言及し、精彩を欠いたプレーの早急な改善を選手たちに求めた。

　56勝6敗と歴史的な勝率でリーグ首位を快走するウォリアーズは、勝率がリーグワースト2位と低迷するロサンゼルス・レイカーズとの現地6日の対戦で、20ターンオーバーを喫し、95対112でまさかの敗戦。その翌日のオーランド・マジック戦では119対113で勝利したものの、今季ワーストに並ぶ24ターンオーバーを記録した。

　カーHCは、「この36時間で44ターンオーバー、これは弁解の余地がないことだ。リーグ首位のチームの1試合当たりのターンオーバー数は12か13。いくつかは起きてしまうものだが、許しがたいミスを10は簡単に挙げられることができる」コメント。プレーオフを見据え、今のうちにマイナス要因を潰しておきたい考えを示した。

　今季のウォリアーズは、40年ぶりのリーグ優勝を果たした昨季よりも進化しており、7日の勝利で1995-96シーズンのシカゴ・ブルズを抜き、リーグ新記録となるレギュラーシーズンのホーム45連勝を達成。昨季レギュラーシーズンMVPのステフィン・カリーは、今季20試合を残し、スリーポイントシュート成功数でリーグ史上初となる年間300本に到達した。

　それでもカーHCは、ここ最近散見される不用意なプレーを懸念。ターンオーバーはチームの弱点のようなものだとし、「この問題を解決しなければ、大変なことになる。今後の大きな課題だ」と、語った。（STATS-AP）

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