クリーブランド・キャバリアーズは現地4日、ホームでワシントン・ウィザーズに108対83で圧勝。レブロン・ジェームズは第3Qまでの出場でトリプルダブル級の活躍、カイリー・アービングは21得点をマークし、先日の対戦で惨敗した雪辱を果たした。

　キャブスは、レブロンを温存したとはいえ、28日のウィザーズ戦で一時30点リードを奪われる一方的な展開で敗れた。しかし、この日は第2Qにレブロンとアービングの連続スリーポイントシュートなどで15対4のランを仕掛け、前半終了時に17得点リードを奪うと、第3Qにはさらに20点差まで拡大。第4Qも、レブロンら先発3人をベンチに下げる余裕を見せながら、最大30点リードとウィザーズを突き放した。

　レブロンは、19得点、13リバウンド、7アシストをマーク。休暇中にサウスフロリダにいる元チームメイトで友人のドウェイン・ウェイド（ヒート）の元を訪れ、その後、意味深なメッセージをツイッターに投稿したことで、キャブス内に問題があるのではとの臆測が飛び交ったが、コートではいつものパフォーマンスを披露した。チームも一丸となり、プレーオフで対戦する可能性のあるウィザーズを一蹴した。

　タイロン・ルーHCは、この試合でケビン・ラブを温存。イマン・シャンパートをスモールフォワードとして起用し、レブロンをパワーフォワードにシフトさせる先発ラインナップで臨んだ。ルーHCは、かねてから温めてきたアイディアだとし、状況次第ではラブをセンターで使う場面も出てくる可能性があるとコメント。「これから試していくのが楽しみなことだ」と語った。

　連勝が4で止まったウィザーズは、ジョン・ウォールが17得点、マーキーフ・モリスが13得点をマーク。勝っていればプレーオフ圏内のイースタンカンファレンス8位に並ぶ可能性があったが、大敗を喫してチャンスを逃した。（STATS-AP）

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