27得点を記録したK.レナード。（写真提供：Getty Images）

　サンアントニオ・スパーズは現地2日、地元でデトロイト・ピストンズに97対81で快勝し、19シーズン連続となるプレーオフ進出を決めた。

　スパーズは、およそ1カ月ぶりとなった本拠地AT&Tセンターでの試合を白星で飾り、開幕ホーム29連勝。シーズン51勝9敗とし、ゴールデンステイト・ウォリアーズ（54勝5敗）に次ぐ今季リーグ2番目の速さでプレーオフへの切符をつかんだ。

　カワイ・レナードが27得点、ラマーカス・オルドリッジも23得点、10リバウンドと活躍し、フォワードのアンソニー・トリバーとスタンリー・ジョンソンをケガで欠くピストンズを翻弄。2人合わせて38本中23本のフィールドゴール（FG）を成功させ、ベテラン軍団をけん引した。

　スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、この日のレナードとオルドリッジについて「我々のチームの絶対的なオフェンスの戦力だ。本当に素晴らしい仕事をしてくれた」と絶賛。司令塔のトニー・パーカーは、「2人が好調だったから、皆で彼らにボールを集めるようにした」と、語った。

　試合は、第3Q序盤にオルドリッジ、ティム・ダンカン、パーカーがそれぞれ4得点を挙げて12対2のランを展開し、この試合初の2ケタリードを奪った。また、オルドリッジはこのクォーターだけで13得点と、ピストンズの合計（14得点）にあと1点に迫る得点を記録している。

　一方、連勝が4で止まったピストンズ（31勝30敗）は、マーカス・モリスとトバイアス・ハリスがともに16得点の成績。センターのアンドレ・ドラモンドは、オルドリッジとダンカンに封じられ、9得点、14リバウンドどまり。自己最長、今季リーグ最長を更新していたダブルダブルの連続試合数が13で止まった。（STATS-AP）

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