A.バレジャオ放出に「一番つらいこと」と話したレブロン。（写真提供：Getty Images）

　クリーブランド・キャバリアーズは現地18日、本拠地クイックン・ローンズ・アリーナでシカゴ・ブルズと対戦し、106対95で快勝。オールスターブレイク明け初戦を白星で飾り、今季39勝14敗とした。レブロン・ジェームズが、25得点、9リバウンド、9アシストをマークした。

　トレード期限を迎えたこの日、キャブス、オーランド・マジック、ポートランド・トレイルブレイザーズの3チーム間でトレードが成立。キャブスは、マジックからチャニング・フライを獲得するも、人気選手のアンダーソン・バレジャオをブレイザーズへ放出した。12シーズンをキャブスで過ごしたバレジャオの移籍に、レブロンは「仲間を失い、チームメイトを失う。それが、この仕事で一番つらいことだ」と語っている。

　バレジャオを手放したキャブスは、6点リードで迎えた第3Qに、レブロンがJR・スミスのパスを受けて豪快なアリウープダンクを決めるなど15対4のランを展開し、リードを17点にまで広げる。その後は最後まで2ケタ点差を保ち、危なげなく勝利を収めた。カイリー・アービングが15得点、15リバウンド、トリスタン・トンプソンが16得点、10リバウンドの活躍を見せた。

　一方、今季27勝26敗となったブルズは、デリック・ローズが28得点、パウ・ガソルが14得点。ジミー・バトラー、ニコラ・ミロティッチ、ジョアキム・ノアら主要選手が相次いで離脱しているブルズは、先月9日からの19試合で14敗目と、不調から抜け出せずにいる。

　ローズは、「良い時も、悪い時も、酷い時も、とにかくチームが一丸となっていなければならない。そして、今が酷い時だ」とコメント。チームは現在、イースタンカンファレンス8位につけており、「自分がコントロールできることは、コントロールし続けようと思う。プレーオフに進出するため、戦い続けるよ」と強い意志をあらわにした。（STATS-AP）

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