ワシントン・ウィザーズは現地30日、敵地トヨタセンターでヒューストン・ロケッツに123対122で勝ち、連敗を3で止めた。ジョン・ウォールが19得点、13アシスト、8リバウンドとトリプルダブルまであと一歩というパフォーマンスを披露した。

　ウィザーズは、110対116のビハインドで迎えた第4Q残り3分半から11対1のランを仕掛け、残り1分13秒に4点リードと逆転。ホームの意地を見せる、ロケッツの主砲ジェイムズ・ハーデンの3点プレーで残り32秒に1点差となるも、その後は両チームとも追加点を挙げられず。最後は、ジョシュ・スミスが残り2秒に放ったプットバックシュートのリバウンドをウォールが確保し、ウィザーズが勝利を決めた。

　ウォールのほかにも、ラモン・セッションズが17得点、ジャレッド・ダドリーが16得点、マーチン・ゴータットは13得点、11リバウンドをマークした。また、ゲーリー・ニールが12得点、ブラッドリー・ビールとギャレット・テンプルがともに11得点で援護。チーム全体のフィールドゴール（FG）成功率は52％を記録するなど、効率良く得点を稼いだ。

　ランディ・ウィットマンHCは、「選手たちは48分間、がむしゃらに戦った。全ての判定がこちらに有利だったわけでもないし、全てのプレーがプラン通りにいったわけでもないが、とにかく彼らは試合を戦い抜き、そして勝利を掴んだ」と、自軍の戦いぶりを称賛した。

　一方のロケッツは、ハーデンが40得点、11アシストと大暴れ。トレバー・アリーザが17得点、パトリック・ビバリーが15得点を挙げた。チーム全体で35本中17本のスリーポイントシュートを成功させたが惜しくも敗れ、3連敗となった。

　ドワイト・ハワードは20得点、7リバウンドを記録したが、第4Q残り8分にゴール下でもつれ合ったウィザーズのネネを押したとして、2つのテクニカルファウルを取られ、2試合連続で退場に。ネネもこのプレーでテクニカルファウルを2つコールされ、退場となっている。（STATS-AP）

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