史上最年少で通算2万6000得点に到達したレブロン。（写真提供：Getty Images）

　クリーブランド・キャバリアーズは現地29日、敵地でデトロイト・ピストンズを114対106で退けた。レブロン・ジェームズ、ケビン・ラブ、カイリー・アービングの“ビッグスリー”が、今季初めて揃って20得点以上を記録した。

　キャブスは、ラブが29得点、アービングが28得点、レブロンは20得点、9リバウンド、8アシストをマーク。レブロンは、「俺らはいつも話しているんだ。“ビッグスリー”で始まり、“ビッグスリー”で終わるとね。ほかの2人が仕事をし、自分もチームも勝利のために必要なことをやった」と、試合内容に満足感を示した。

　また、レブロンは史上最年少の31歳30日で通算2万6000得点に到達。第3Qに珍しくダンクシュートをミスしたが、同Q残り4分4秒のフリースローが節目の1本となった。さらに、通算アシスト数を6582とし、デレック・ハーパー（元マーベリックスほか）を抜いてリーグ歴代20位に浮上した。

　キャブスは、66対58のリードで前半を終えると、第3Q開始から7点を連取しリードを広げる。96対78で迎えた第4Qはピストンズに一時9点差まで迫られたが、ピンチを招くことなく勝利した。タイロン・ルーHCの新体制となって初戦のシカゴ・ブルズ戦は敗れたが、それ以降は3連勝としている。

　一方のピストンズは、アンドレ・ドラモンドが20得点、8リバウンド、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが19得点を挙げた。スタン・バン・ガンディHCは、「相手がただただ素晴らしかった」と脱帽した。（STATS-AP）

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