シカゴ・ブルズは現地28日、敵地ステープルズ・センターでロサンゼルス・レイカーズと対戦。ジミー・バトラーが26得点、10アシストでけん引し、レイカーズに一度もリードを許すことなく、114対91で快勝した。

　ブルズは、第1Qにレイカーズのフィールドゴール（FG）成功率をわずか27.8％に封じ込め、17点リードを奪って試合の主導権を握った。後半にはそのリードを最大28点差まで広げ、余裕の展開で勝利した。

　パウ・ガソルが、古巣相手に21得点、12リバウンドをマーク。2014年にレイカーズを退団したスペイン出身の7フッター（身長約213センチ）は、7年間ともにプレーし、2度のNBAファイナル制覇を経験したコービー・ブライアントと移籍後初、ステープルズ・センターでは最後の対戦となった。

　古巣の本拠地に戻ってきたガソルは、「ここでの出来事を思い返していた。ごちゃ混ぜにね。このアリーナはとても特別なんだ。長いこと自分のホームだったから。多くのことを経験したし、この街と、このチームは全て強烈な思い出だ。ここではそれだけ必死になっていたということだね」と昔を懐かしんだ。

　一方、コービーもかつての盟友について、「彼はとても頭が良く、コミュニケーションスキルに長けた男だった」と述べると、「仲間を包み込み、笑い、叱咤激励しながら引っ張っていくことができる。最高のプレーヤーだ」とガソルを称えた。

　今季ワーストの8連敗を喫したレイカーズは、ジョーダン・クラークソンがチームトップの16得点。ジュリアス・ランドル、ニック・ヤングがそれぞれ14得点を記録した。また、26日の前戦を欠場したコービーは、13本中4本のFG成功で10得点だった。（STATS-AP）

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