NBAは現地17日、公けの場で暴力の行使を認める“不適切な発言”をしたとして、メンフィス・グリズリーズのマット・バーンズに対し、3万5000ドル（約410万円）の罰金処分を科した。

　NBAは声明を発表し、「バーンズの暴力を認めるような発言は、リーグや選手たちの価値観を表すものではない。彼の言葉は受け入れられないもので、NBAとバスケットボールの信条とは全く相いれない」としている。

　バーンズは昨年10月、ニューヨーク・ニックスのデレック・フィッシャーHCとプライベートで殴り合いとなり、同12月に2試合の出場停止処分を受けた。今月16日のニックス戦で再びフィッシャーHCと顔を合わせたが、両者は試合中に接触することはなかった。

　しかし、怒りは収まらなかったもようで、メンフィスの地元紙『コマーシャル・アピール』によれば、試合前に「暴力は決して解決にはならない。しかし、時にはそうなることもある」などと発言していた。（STATS-AP）

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