デトロイト・ピストンズは現地16日、ホームでゴールデンステイト・ウォリアーズに113対95で快勝。昨季のリーグ王者に直近3試合で2つ目の黒星をつけた。

　ピストンズは、試合の大半でウォリアーズのステフィン・カリーの守備についたケンテイビアス・コールドウェル・ポープが、チーム最多タイの20得点をマーク。カリーに38得点を許したものの、オフェンスでチームを引っ張った。

　ピストンズはこの試合のハーフタイムに、2004年のリーグ制覇に貢献したベン・ウォーレスの背番号「3」の永久欠番セレモニーを行ったが、その時点で早くもウォリアーズを65対49と圧倒。第3Qは、カリーが16得点と大暴れするも、ピストンズは11点リードを保って終了。そして、第4Q開始から怒とうの16対2のランを仕掛け、一気に突き放した。

　スタン・バン・ガンディHCは、「自分たちにはどのチーム相手でも勝てる力があると分かっている」とコメント。「ゴールデンステイトやサンアントニオ（・スパーズ）、クリーブランド（・キャバリアーズ）と今の我々との差は、その力を毎試合、毎試合で出せるかどうか。それが我々の課題だ」と話した。

　ピストンズはコールドウェル・ポープのほかにも、アンドレ・ドラモンドが14得点、21リバウンドとゴール下を支配。レジー・ジャクソンが20得点を記録するなど、6選手が2ケタ得点をマークした。

　一方のウォリアーズは、カリーのほかにクレイ・トンプソンが24得点を挙げたが、2ケタ得点は3選手にとどまった。チームは、レギュラーシーズン前半の41試合をリーグ記録にあと1勝に迫る37勝4敗で折り返した。前半のベストスタートは、1971-72シーズンのロサンゼルス・レイカーズと1995-96シーズンのシカゴ・ブルズが保持する38勝3敗となっている。（STATS-AP）

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