レブロンが窮地で奮起！ キャブスがシクサーズを下し7連勝
クリーブランド・キャバリアーズは現地10日、敵地でフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦し、95対85で勝利。レブロン・ジェームズが、豪快なダンクを披露して約2万人の敵地ファンを沸かせるなど、今季最多タイの37得点をマークする活躍を見せた。
試合は、キャブスがリードする展開が続いたが、第4Q残り8分22秒にシクサーズのイシュマエル・スミスがスリーポイントシュートを沈め、2点差まで詰め寄る。しかし、これがレブロンに火をつけた。ジャンプシュートとフリースロー1本を決めると、さらに体勢を崩しながらのレイアップ、スリーを成功させ、8点を連取。キャブスが89対79の2ケタリードを奪い、試合の行方を決めた。
レブロンは、「仲間は俺をリーダーとして見ている。俺もシーズンを通し、そうあるようにしていなければいけないと思っている」とコメント。キャブスが窮地に陥った時、チームの命運を託される大黒柱は、「今日は特に必要とされたが、彼らの期待に応えることができた」と語った。
キャブスはこれで7連勝とし、今季26勝9敗。ここ15試合で13勝目と好調を維持している。レブロンのほかには、ケビン・ラブが15得点、15リバウンド、トリスタン・トンプソンが10得点、10リバウンドと、それぞれダブルダブルを記録した。
一方、今季4勝36敗となったシクサーズは、ジャリル・オカフォーがチーム最多の21得点。スミスが18得点、10アシストをマークした。長い不振にあえぐシクサーズは、今季の観客動員数がリーグ27位だが、この日は“キング”レブロンを擁するキャブス戦ということもあり、ほぼ満員となる1万9226人のファンが詰めかけた。（STATS-AP）
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