S.カリー38得点 ウォリアーズが2OT制し開幕24連勝
ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地11日、敵地でボストン・セルティックスと対戦。ダブルオーバータイム（OT）に及ぶ激闘の末に、124対119で勝利した。リーグ記録となる開幕からの連勝を24に更新している。
また、昨季から続く連勝記録は28になり、2012-13シーズンのマイアミ・ヒート（27連勝）を抜き、リーグ歴代単独2位に浮上。あとは1971-72シーズンにロサンゼルス・レイカーズが記録した歴代1位の33連勝を目指すのみとなった。
昨季のシーズンMVPのステフィン・カリーは、38得点、11リバウンド、8アシストをマーク。フィールドゴール（FG）成功率は今季最低の27本中9本（33.3％）と苦戦したが、それでもスリーポイントシュート13本中6本を決め、フリースローは14本をパーフェクトに沈めた。第2OT残り13.4秒には、リードを3点に広げる貴重なフリースロー2本に成功。第2OTの得点はこの2得点のみだったが、不調ながらもここ一番の勝負強さを見せた。カリーは、「みんなそれぞれが勝利に貢献した。とてつもなく大きな勝利だ」と、苦労して掴んだ勝利を喜んだ。
カリーのほかには、ドレイモンド・グリーンが24得点、11リバウンド、8アシスト、5ブロックをマーク。第2OT残り5.4秒に勝利を決定づけるフリースロー2本を決めたアンドレ・イグダーラは13得点、10リバウンド、フェイタス・イジーリが12得点、12リバウンドで続いた。クレイ・トンプソンとハリソン・バーンズは負傷で欠場となった。
なお、ウォリアーズは、12日の敵地でのミルウォーキー・バックス戦に勝利すると、リーグ史上初めてロード7連戦を全勝で締めくくったチームとなる。
一方のセルティックスは、ケリー・オリニクが28得点を記録。カリーとマッチアップしたエイブリー・ブラッドリーは19得点、アイザイア・トーマスが18得点、10アシスト、ジャレッド・サリンジャーは13リバウンドの成績だった。ホームではここ8戦中6勝と好調で、この日もリーグ王者を最後まで苦しめたが、あと一歩及ばなかった。（STATS-AP）
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