ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地27日、開幕からの連勝記録をさらに伸ばすべく、敵地でのフェニックス・サンズ戦に臨む。大差での勝利となった24日のロサンゼルス・レイカーズ戦では、主力選手は第4Qにはベンチへ下がっていたため、休養十分で次戦に入ることができる。

　エースのステフィン・カリーは最近3試合で合計70点と少し得点ペースを落としているものの、1試合平均32.1得点は依然としてNBAのトップ。「ここまでは無傷で来て16勝を重ねた。それが17勝になることを願っている」とコメント。「でも、いつかは負けるし、これまでのように負けたという気分と向き合わなければならない」と、試合に向けての心境を冷静に語った。

　また、ウォリアーズは開幕からスティーブ・カーHCが腰を手術した影響で不在のままだが、現場で指揮を執るルーク・ウォルトン暫定HCを通じて基本理念をチームに伝え続けており、選手たちも十分にその影響を感じている。クレイ・トンプソンは「一緒にいなくてもカーHCは良い仕事をしているよ。ルークは彼の右腕のようなものだからね」と話している。

　ウォリアーズは今季、10点差以上の勝利がすでに11試合あり、1試合平均114.3得点は2位に水をあけてのトップ。サンズも、エリック・ブレッドソーとブランドン・ナイトでバックコートを中心に強力が攻撃を誇るが、現在は3連敗中で7勝8敗。連敗中は相手に1試合平均113.3得点を許しており、いかに失点を抑えるかがポイントとなる。

　なお、昨シーズンの両者の対戦成績は、ウォリアーズが3勝1敗で勝ち越している。（STATS-AP）

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