ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地7日、敵地でサクラメント・キングスに103対94で勝利。昨季MVPのステフィン・カリーが、後半に21得点を集中して24得点を挙げ、チームを無傷の7連勝に導いた。

　ウォリアーズの開幕7連勝は、西海岸に本拠地を移して以降、最高のスタート。フィラデルフィアを本拠地としてた1960-61シーズンに樹立した開幕9連勝の球団記録まであと2勝と迫った。

　開幕から6試合の平均が約118得点とハイスコアをマークしていたウォリアーズだが、この日はフィールドゴール（FG）成功率が41.3％、得意のスリーポイントシュートも39本中31本が失敗と苦戦し、今季の最低スコアを記録。それでも終盤に勝負強さを見せ、カリーを中心に第4Qに16対5のランを展開し、なんとか勝利をたぐり寄せた。

　カリーは、「ハイになりすぎず、ローにもなりすぎずが僕のモットー。全ての試合でこれだけシュートを決められないとは思っていないよ」とコメント。ルーク・ウォルトン暫定HCも、FGの成功率が悪かったと認めながらも、「こんな日もある」と意に介してはいなかった。

　ウォリアーズは、クレイ・トンプソンが18得点、アンドレ・イグダーラが14得点、ハリソン・バーンズが13得点の成績だった。

　一方、5連敗となったキングスは、マルコ・ベリネリとルディ・ゲイがともに22得点をマーク。ラジョン・ロンドが14得点、12リバウンド、15アシストで、キャリア通算23回目のトリプルダブルを記録した。

　得点とリバウンドでチームトップのデマーカス・カズンズは、アキレス腱の負傷で4試合連続の欠場。また、カリーの弟、セス・カリーは前回の試合で足首を痛め、初の兄弟対決はお預けに。カリーは、「弟も何とか出ようとしていたんだけれど、調子が悪かったそうだ。でも、今季はあと3回対戦するから、いずれ顔を合わせるだろうね」と述べている。（STATS-AP）

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