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1950年代にニューヨーク・ニックスなどで活躍し、オールスターに7度選出された殿堂入り選手のハリー・ギャラティン氏が現地7日、イリノイ州エドワーズビルで死去した。88歳だった。
ギャラティン氏は、ニックスに計9シーズン(BAAで1シーズン、NBAで8シーズン)所属し、デトロイト・ピストンズでプレーした1957-58シーズンを最後に現役を引退。NBAでは通算630試合に出場し、1試合平均13.3得点、11.9リバウンドをマーク。1953-54シーズンには、平均15.3リバウンドを記録してリバウンド王に輝き、オールNBAファーストチームに選ばれた。
荒々しいプレーから「ザ・ホース(The Horse)」と呼ばれ、試合、練習ともに一度も休まなかったギャラティン氏。ニックスでの610試合連続出場はいまだにチーム記録となっている。そして、1991年にバスケットボール殿堂入りを果たした。
引退後は、1958年から1962年まで南イリノイ大カーボンデール校でコーチを務め、通算79勝36敗を記録。その後は、セントルイス(現アトランタ)・ホークスとニックスでHCを務めた。また、1967年に南イリノイ大エドワーズビル校の初代バスケットボール部HCに就任し、3年間チームを率いた。(STATS-AP)