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現地17日に行われた2015 欧州選手権(ユーロバスケット)の準決勝で、スペイン代表が前回王者フランス代表をオーバータイムの末に80対75で下し、決勝進出を決めた。また、米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトによると、スペインはこれにより2016年リオデジャネイロ五輪への出場権を獲得した。
スペインは、52対61の第4Q残り5分40秒、パウ・ガソル(ブルズ)のフリースローを皮切りに、10対0のランを仕掛けて逆転に成功。しかし、3点リードの同Q終了間際にフランスのニコラス・バトゥーム(ホーネッツ)にスリーポイントシュートを許し、試合は延長戦へともつれこんだ。そして、スペインが3点を追う展開となるも、ガソルが連続で8得点を挙げる圧巻のプレーで、前回王者から勝利をもぎ取った。
ガソルは40得点、11リバウンド、3ブロックをマーク。今大会トップの1試合平均25.6得点を記録するなど、弟のマルク・ガソル(グリズリーズ)、リッキー・ルビオ(ティンバーウルブズ)、ホセ・カルデロン(ニックス)らを欠くスペインの大黒柱として、チームを決勝に導いた。
なお、スペインは20日に行われる決勝戦で、セルビア代表かリトアニア代表と対戦する。