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フリーエージェント(FA)でフォワードのタイラス・トーマスが現地4日、ドイツのアイスベーレン・ブレーマーハーフェンと契約を結んだことが分かった。米『CBSスポーツ』のウェブサイトなど複数のメディアが報じている。
29歳のトーマスは昨季、1月にNBA下部組織ディベロップメントリーグ(Dリーグ)のアイオワ・エナジーに加入すると、同月にメンフィス・グリズリーズとの10日間契約にサイン。グリズリーズでは2試合に出場し、合計7分間のプレータイムで4得点の成績だった。
2006年ドラフトでポートランド・トレイルブレイザーズから全体4位指名を受けたトーマスは、ドラフト当日にシカゴ・ブルズへトレード。2009-10シーズン途中にブルズからシャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)に移籍すると、2010年に総額4000万ドル(約47億6000万円)の5年契約を結んでチームに残留した。しかし、ボブキャッツでは結果を出せず、2013年の夏にアムネスティ条項適用により放出された。その後、今年1月にエナジーと契約を結ぶまで、実戦から遠ざかっていた。
また、トーマスは今オフ、トロント・ラプターズが開催したFA選手を対象としたミニキャンプに参加。2015-16シーズン中のNBA復帰を目指しているが、『CBSスポーツ』は海外で実力を証明しないかぎり難しいだろうとの見方を示している。