Not Found
NBAは現地19日、NBA現役選手が選ぶ最高のチームメイトに贈られるトワイマン−ストークス・チームメイト・オブ・ザ・イヤーに、サンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンが選ばれたと発表した。
同賞は今年が創設3年目で、元NBAスターが選んだ候補者の中から現役選手の投票によって選ばれる。ダンカンは1位票72票を獲得、2位はメンフィス・グリズリーズのビンス・カーター、3位はアトランタ・ホークスのエルトン・ブランドという結果になった。
スパーズの5度の優勝全てに攻守で貢献してきた39歳のベテランは、チームが主力選手と再契約を結び、ラマーカス・オルドリッジのような大物フリーエージェントを獲得できるよう、大幅な減俸を快く受け入れた。また、18年のキャリアで1試合平均19.5得点と抜群のオフェンス力を持ちながら、トニー・パーカーやクワイ・レナードらに主役の座を譲るなど、チームプレーに徹している。このような、チームの利益のために自ら犠牲を払う姿勢が、他の選手からの尊敬を集めている。
ダンカンは、同賞受賞について「チームメイトや先輩、周りの人々が、どのようにして自分の役割を果たすかを見てきた。そういうことが今の自分の大きい部分を占めている。つまり、彼らのおかげでもあるということだ」と謙虚に語った。(STATS-AP)