元オールスターE.ブランドが現役引退を表明
2015-08-12
ロサンゼルス・クリッパーズなどで活躍した元オールスタービッグマンのエルトン・ブランドが、現役引退を表明したことが分かった。米スポーツ専門チャンネル『FOXスポーツ』のウェブサイトが現地11日に伝えている。
同サイトによると、現在36歳のブランドは10日、米紙『エグザミナー』に現役を退くことを明かした。その一方で、魅力的なチームから声が掛かった場合には復帰するかもしれないと、引退を撤回する可能性も示唆したという。
ブランドは、1999年にドラフト全体1位指名でシカゴ・ブルズに入団すると、翌2000年の新人王に輝いた。キャリア最高のシーズンはクリッパーズ時代の2005-06シーズンで、1試合平均24.7得点、10.0リバウンド、2.6アシストを記録。その年のプレーオフではチームをウェスタンカンファレンス準決勝に導いた。また、クリッパーズでは2度、オールスター選出も果たしている。
しかし、近年はベテランの存在感を発揮するのはロッカールームだけとなり、コート上での活躍は減少。昨シーズンに所属したアトランタ・ホークスではわずか36試合の出場だった。プレーオフではさらに出番が減り、合計プレータイムが4分間にとどまっている。
ブランドは、これまでにフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ダラス・マーベリックスでもプレーし、キャリア16シーズン通算で平均16.1得点、8.6リバウンド、1.7ブロックをマークした。
