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クリーブランド・キャバリアーズと、チームから制限付きフリーエージェント(FA)になったフォワードのトリスタン・トンプソンとの契約交渉が難航していることが分かった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが現地10日に報じている。
同サイトによると、トンプソンの代理人であるリッチ・ポール氏は10日、『ESPN』を含む複数のメディアに対し、トンプソンがクオリファイングオファーの1年契約を受け入れざるを得ない場合、来季がキャブスでの最後のシーズンになると語ったという。
また、関係者の話によれば、トンプソン側は5年総額9400万ドル(約117億1000万円)のマックス契約かそれに近いオファーを求めており、キャブス側の条件とは現時点で大きな隔たりがあるとのこと。
トンプソンには、1年680万ドル(約8億5000万円)のクオリファイングオファーにサインするという選択肢もある。その場合、サラリーキャップが大幅に跳ね上がるとされる来オフに完全FAになることができる。
キャブスはトンプソンとの長期契約を切望していることを公言してきた。関係者によると、両者の話し合いは冷静に進められており、険悪なムードにはなっていないという。
24歳のトンプソンは昨季、82試合(うち先発15試合)の出場で1試合平均8.5得点、4.7リバウンドを記録。フィールドゴール成功率は54.7%をマークした。