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シカゴ・ブルズのデリック・ローズが現地6日、米ネバダ州ラスベガスで11日から始まる米国代表のミニキャンプへの参加を見送ったことが明らかとなった。
ローズは、2010年の世界選手権(現ワールドカップ)で米国代表の金メダル獲得に貢献。2012年ロンドン五輪は左前十字じん帯断裂により出場できなかったが、昨年のワールドカップで代表に復帰し、大会2連覇を成し遂げた。
米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトによると、ローズはかねてより五輪の金メダル獲得を切望していたという。しかし、ここ3年以上、度重なる故障に苦しんでおり、同サイトは国際試合を回避するという決断は、長い目で見れば決して悪いものではないとの見方を示した。
なお、米国バスケットボール協会のジェリー・コランジェロ選考委員長は、2016年リオデジャネイロ五輪の代表候補となるためには、ミニキャンプへの参加が必須だと明言している。そのため、今回の合宿を見送ったことで、ローズの代表入りは厳しくなった。