D.ウィリアムスがネッツから解雇 マブスへ移籍か
2015-07-12
地元チームのマブスへ移籍すると見られているD.ウィリアムス。（写真提供：Getty Images）
ブルックリン・ネッツは現地11日、オールスターガードのデロン・ウィリアムス（31歳）同選手をウェイブ（解雇）したと発表した。ウェイバー公示期間にどのチームからもオファーがなかった場合、ウィリアムスはダラス・マーベリックスと契約を結ぶと見られている。
ネッツの発表によると、チームとウィリアムスは10日にバイアウト（契約買取）で合意したとのこと。ビリー・キングGMは、ウィリアムスに対し、「彼がこの4年半で球団に与えてくれたものすべてに感謝している」と述べている。
事情に詳しい関係者の話によると、ウィリアムスはウェイバー公示期間を経てフリーエージェント（FA）になった後、マブスに移籍する見通し。テキサス州ダラス近郊で育ったウィリアムスは、3年前にFAになった際に地元のチームであるマブスと契約間近となったものの、正式契約には至らなかった。
ウィリアムスは、2012年にネッツと総額9850万ドル（約121億円）の5年契約を結んで以来、度重なる故障に悩まされており、昨季はルーキーイヤー以来最低の1試合平均13得点にとどまった。
ウィリアムスはまた、契約は残り2年で年俸は総額4300万ドル（約52億8000万円）以上と不良債権化していた。しかし、ネッツは同選手を解雇したことで、2015-16シーズンのラグジュアリータックス（年俸総額超過に伴う課徴金）を回避できる可能性が出てきた。（STATS-AP）
