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ミネソタ・ティンバーウルブズは現地7日、ビッグマンのケビン・ガーネットと新たな2年契約を結ぶことで合意したことが、関係者の話で分かった。契約額は現時点で明らかになっていないが、昨季の年俸1200万ドル(約14億7000万円)から減額されると見られる。
2007年にボストン・セルティックスにトレードされるまで、キャリア最初の12シーズンをウルブズの顔として過ごしたガーネット。今年2月のブルックリン・ネッツとのトレードで古巣に復帰したものの、移籍後はひざの故障で5試合の出場にとどまり、ウルブズもリーグ最下位に沈んだ。
ガーネットの進退について、フリップ・ソーンダース球団社長らは、同選手が昨季終盤に欠場したのは39歳のベテランを休ませ2015-16シーズンに備えるためと述べており、現役続行は既定路線と考えられていた。
ウルブズは、ガーネットの2015-16シーズンのプレータイムを1試合約20分ほどと見込んでいる。また、チームには20歳のアンドリュー・ウィギンスとザック・ラビーン、19歳のカール=アンソニー・タウンズにタイアス・ジョーンズと、才能ある若手が揃っており、“教育係”としての役割も期待している。
なお、NBAで21シーズン目を迎えるのは、ロバート・パリッシュ(元セルティックスほか)とケビン・ウィリス(元ホークスほか)に次いで、ガーネットが史上3選手目。22シーズン目を迎えた選手はまだいない。(STATS-AP)