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ロサンゼルス・クリッパーズからフリーエージェント(FA)となっていたセンターのデアンドレ・ジョーダンが現地3日、ダラス・マーベリックスとの総額8000万ドル(約98億3000万円)の4年契約に合意したことが、関係者の話で明らかとなった。
過去3年連続でデロン・ウィリアムス、ドワイト・ハワード、カーメロ・アンソニーといった一流選手を逃してきたマブス。今オフもジョーダン獲得に失敗したときのプランBとしていた昨季先発センターのタイソン・チャンドラーがフェニックス・サンズと合意し、退団が決定的となっていたが、マーク・キューバン氏がオーナーに就任してからの15シーズンで最大の大物FA獲得に成功した。
一方、古巣のクリッパーズもジョーダン残留を強く希望していたが、引き留めに失敗。クリス・ポール、ブレイク・グリフィンに続くオプションだったジョーダンだが、新天地ではより重要な役割を担うことが期待されている。
今月27歳になるジョーダンは、2013-14シーズンから2シーズン連続のリバウンド王で、昨季は自己最高の1試合平均11.5得点、15.0リバウンドと素晴らしい活躍を見せた。2008年にドラフト全体35位指名でクリッパーズに入団してからの7シーズンの通算成績は、1試合平均8.0得点、9.0リバウンド。
なお、マブスは同日、ポートランド・トレイルブレイザーズからFAになったシューティングガードのウェズリー・マシューズ(28歳)と4年契約で合意に至っている。(STATS-AP)