D.ウェイド、オプトアウトならレイカーズ移籍の可能性も
2015-06-22
レイカーズと相思相愛の可能性も報じられているD.ウェイド。（写真提供：Getty Images）
マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドが、移籍先としてロサンゼルス・レイカーズに関心を持っていることが分かった。NBA公式サイトが米スポーツ専門誌『スポーツ・イラストレーテッド』の記者の話として、現地21日に伝えている。
ウェイドは、選手側が行使権を持つヒートとのオプションを保有しているが、オプトアウト（契約破棄）することでフリーエージェント（FA）となる可能性があると報じられている。同サイトによると、レイカーズはサラリーキャップに空きがあり、ウェイドに関心を示しているとのこと。また、ウェイド自身も高額の契約を見込める名門に興味を持っているという。
しかし、コービー・ブライアント、ジュリアス・ランドルが故障からの復帰を目指している現在のチーム状況を考えると、レイカーズは戦力的にヒートに劣る。また、ウェスタン・カンファレンスに所属するため、プレーオフ出場の道のりが厳しいという障壁もあると指摘している。
レイカーズはコービーが37歳を迎え、期待のジュリアス・ランドルも昨季はケガでシーズン絶望となった。一方のヒートは、ウェイドのほかにルオル・デン、ゴーラン・ドラギッチを留めることができれば戦力アップとなるが、サラリーキャップに余裕がなくなる。
33歳のウェイドは2003年のデビュー以来、ヒート一筋でプレー。オールスター11度選出を誇り、2014-15シーズンは62試合の出場で1試合平均21.5得点、4.8アシスト、3.5リバウンドの成績を収めた。
