ホークス、休職中のD.フェリーGMとバイアウトで合意か
2015-06-20
現地19日、アトランタ・ホークスが、あと2年残っているダニー・フェリーGMの契約をバイアウト（契約買取）することで合意したことが関係者の話で明らかとなった。チームからの正式発表は25日のNBAドラフトまでに行われる予定だ。
フェリーGMは、昨夏のオーナーグループとの電話会議で、当時フリーエージェントになっていた南スーダン出身のルオル・デン（マイアミ・ヒート）について人種差別的発言をしたとして、昨年9月から無期限の休職に入っていた。
バイアウトの費用は、現在のオーナーグループが支払うとのこと。球団は、実業家のアントニー・レスラー氏を中心としたグループに8億5000万ドル（約1043億円）で売却されることが決まっている。
ホークスは2014-15シーズンにチーム記録となる60勝を挙げ、球団史上初のイースタンカンファレンス決勝に進出。フェリーGMはそのチームを作り上げた立役者だったが、自身の軽率な発言により、選手たちの活躍を離れたところから見守ることを余儀なくされる。（STATS-AP）
