Not Found
ゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズによるNBAファイナル第6戦が、現地16日にキャブス本拠地クイックン・ローンズ・アリーナで行われる。シリーズ3勝2敗とし40年ぶりの優勝にあと1勝と迫ったウォリアーズだが、選手たちはより一層気持ちを引き締めている。
ガードのクレイ・トンプソンは、「相手が全力で向かってくることは分かっている」と語り、瀬戸際に立たされているキャブスの選手たちの奮起を警戒。ウォリアーズは、敵地での第6戦に敗れたとしても、地元に戻って行われる19日の第7戦で優勝を決めるチャンスがある。
しかし、トンプソンは「ホームに戻ってきたくない。地元のファンの前で優勝したいという思いはあるけれど、クリーブランドで決めてしまいたい」とコメント。レブロン・ジェイムス擁するキャブスにいかなるチャンスも与えたくないという気持ちをあらわにした。
第6戦で決着をつけるためには、ステファン・カリーが最高のパフォーマンスを見せる必要がある。シリーズ序盤のスランプから抜け出したカリーは、第5戦で37得点をマーク。スリーポイントシュートは、レイ・アレンの持つNBAファイナル記録にあと1本と迫る今シリーズ2度目の7本を成功させた。
スティーブ・カーHCは「カリーは最初の2戦で苦しんだが、第3戦の第4Q終了間際からリズムを取り戻した。以来、最高のプレーを見せている」と、シーズンMVPの完全復活に自信を見せた。(STATS-AP)
●プレーオフ特集ページはこちら>>