2勝2敗で敵地へ、レブロン「自分たちのプレーをするだけ」
2015-06-14
西の王者ゴールデンステイト・ウォリアーズと東の王者クリーブランド・キャバリアーズによるNBAファイナルは現地14日、ウォリアーズの本拠地オラクル・アリーナで第5戦を迎える。キャブスのレブロン・ジェイムスは13日、第5戦に向けて決意を語った。
キャブスは、第4戦でウォリアーズに今シリーズ初めて大差で敗れ、2勝2敗の五分に戻された。選手層が厚く、ラインナップを変えて対応してきた相手に対し、キャブスにはそれに対抗するだけの駒はない。勝った方が優勝に王手をかける第5戦では、レブロンが第3戦までのような活躍を見せることが最善かつ、唯一の勝利への道になるかもしれない。
第3戦まで1試合平均41得点をマークするも、第4戦は20得点にとどまったレブロンは、「もっと点を稼ぎ、チームに貢献しなければならない状況にある。でもそれは、いつもやってきたことだ」と述べ、チームを勝利に導くため全力を尽くすと誓った。
過去のデータによると、2勝2敗で迎えたNBAファイナル第5戦で勝利した全28チームのうち、20チームがそのままリーグ制覇を成し遂げている。しかし、2013年NBAファイナルでは、第5戦でマイアミ・ヒートがサンアントニオ・スパーズに敗れ2勝3敗となったが、その後レブロンがヒートを2連勝に導き、優勝を果たした。
レブロンは、第5戦の勝敗について過剰に反応する必要はないとしており、「今までと変わらず、自分たちのプレーをするだけ」と、力強く語った。（STATS-AP）
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