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ゴールデンステイト・ウォリアーズは、クリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナルを第4戦まで終えてシリーズ2勝2敗のイーブン。地元では1975年以来の優勝に期待が膨らんでいる。
1975年NBAファイナル第2戦のチケットを、今でも大切に財布の中に入れているゲリー・リスさん(72歳)は、「リーグ優勝かい? 簡単にできるものではないね」とこれまでを振り返りながらコメント。フィラデルフィアから本拠地を移転した1962年からシーズンチケットホルダーのリス氏のように、多くの熱心なウォリアーズファンは、優勝の瞬間が再び訪れるときを首を長くして待っていた。
NBAファイナルの舞台に返り咲くまで要した年月はリーグ史上最長の40年。1976-77シーズン以降、9シーズン連続でプレーオフを逃し、1987〜1994年の間にクリス・マリンが5度プレーオフに導いたが、その後の18年間では1度しかプレーオフに進出していない。
すでに亡くなっている両親の代から50年以上にわたるシーズンチケットホルダーのレスリー・ソスニックさん(61歳)は、「まるで魔法ね。こんなシーズンは二度とないわ」と興奮を隠さず。「両肩に父と母がいるのを感じるの。両親とともに応援して、一緒に優勝を喜ぶつもり」と語った。
自身も古くからのファンであるオーナーのジョー・レイコブ氏は、「ウォリアーズファンは地獄を経験してきた。自分も昔からのファンだから分かっている。彼らのためにも最高にうれしいよ」と、あと優勝まで2勝に迫ったことを喜んだ。(STATS-AP)
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