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満身創痍のキャブス、「それでもチャンスはある」とレブロン
2015-06-13
レブロン
自身も頭部に傷を負いながら、チャンスはあると断言したレブロン。(写真提供:Getty Images)

 クリーブランド・キャバリアーズは、現地11日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル第4戦に敗れ、シリーズ2勝2敗。チームを引っ張るレブロン・ジェイムスは、対戦成績を五分に戻されて敵地に乗り込む14日の第5戦について、今までのキャリアで最大の挑戦ではないと強気に語った。

 キャブスは、ケビン・ラブとカイリー・アービングのオールスター2選手が故障で離脱し選択肢が限られている上に、アメリカを縦断する長距離移動や厳しいスケジュールで選手の疲労もピーク。第4戦後、マシュー・デラヴェドバは筋肉のけいれんを癒やすため氷風呂に入り、イマン・シャンパートは打撲している左肩をアイシングするなど、満身創痍の状態だ。

 そして、カメラと衝突した際に負った頭部の切り傷を縫ったレブロンも、チームの戦略は限られていると認識。それでもチャンスはあると諦めておらず、それさえあれば十分と第5戦からの戦いに意欲を見せている。

 さらに、第5戦がキャリア最大の挑戦ではないと断言。マイアミ・ヒート時代の2012年イースタンカンファレンス決勝で、シリーズ2勝3敗の崖っぷちでボストン・セルティックスのホームに乗り込み、45得点、15リバウンドをマークしており、「恐らくあの試合が今までで一番大きなチャレンジだった」とコメント。当時、何度も負けていたボストンのホームで戦ったその経験があると自信を示した。(STATS-AP)

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