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ウォリアーズ、“死に物狂い”となれるか? 第4戦からの挽回に自信
2015-06-11
S.カリー
第4戦からの挽回に自信を見せたS.カリー。(写真提供:Getty Images)

 西の覇者ゴールデンステイト・ウォリアーズと、東の覇者クリーブランド・キャバリアーズによるNBAファイナルが現地11日、キャブスの本拠地クイックン・ローンズ・アリーナで第4戦を迎える。第3戦に敗れシリーズ1勝2敗となったウォリアーズは、劣勢からの巻き返しに強い自信を示した。

 シーズンMVPのステファン・カリーは10日、「試合のビデオを見て必要な修正を行い、明日の試合で全力を尽くせるようしっかり準備する。チームはここから挽回できると確信している」と、第4戦に向けて力強く述べた。

 スティーブ・カーHCは、1勝2敗からシリーズを制したメンフィス・グリズリーズとのウェスタンカンファレンス準決勝と今シリーズには共通点があると指摘。「グリズリーズのようにフィジカルなチームは、我々のテンポやペースを崩してくる。そこが今回のシリーズとよく似ているんだ」とコメント。そして、「もちろん選手もチームも異なるが、同じようなことを経験している。それが必ず生きてくるはずだ」と語っている。

 また、第4戦で勝利するには、ドレイモンド・グリーンの復調も“カギ”となる。今季、ディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最優秀守備選手賞)の投票で次点につけるなど守備力に定評があるものの、ファイナルに入ってからのオフェンス面ではフィールドゴール(FG)成功が30本中わずか8本と低迷。さらに、腰のけいれんを起こして10日に治療を受けたものの、カーHCは第4戦には出場する見通しと述べている。

 グリーンは、「キャブスは死に物狂いで、何が何でも掴もうとするようにプレーしている」と話し、そのがむしゃらさが自分たちには足りないとチームに奮起を促した。(STATS-AP)

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