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現地4日、NBAファイナルがいよいよ開幕する。ウェスタンカンファレンス王者のゴールデンステイト・ウォリアーズは、40年ぶりのリーグ制覇を目指し、イースタンカンファレンス王者のクリーブランド・キャバリアーズと対戦する。
ウォリアーズのステファン・カリーは、新人だった2009-10シーズンに26勝56敗と低迷していたチームを、リーグ最高勝率の67勝(15敗)に導き、個人でもシーズンMVPを受賞。危なげなくプレーオフを勝ち抜き、悲願のNBAファイナルの舞台にたどり着いた。
カリーは3日、自身がルーキー時代にすでにスーパースターだったキャブスのレブロンとコート際で交わした会話を覚えているとし、常に準備ができている状態でいられるようにやるべきことに集中し、周りの雑音は無視しろと言われたとコメント。「全てが報われる時がある。なぜならその瞬間のために備えているからだ」とメッセージを感慨深げに振り返った。
カリーとレブロンが次に言葉を交わすのは、4日の本拠地オラクル・アリーナのコートかもしれない。ウォリアーズはそのホームで、今季はプレーオフを含めてわずか3試合しか黒星を喫していない。これまでのカリーの努力が報われる“その瞬間”が訪れるときが来ているかもしれない。(STATS-AP)
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