マジック新監督に球団OBのS.スカイルズ氏が就任
2015-05-30
マジックの新監督に就任したS.スカイルズ氏。（写真提供：Getty Images）
オーランド・マジックは現地29日、今年2月に解雇されたジャック・ボーン前HCの後任として、球団OBのスコット・スカイルズ氏が就任したと発表した。
51歳のスカイルズ氏は、マジック創設時の1989-90シーズンのメンバーで、ポイントガードとして5シーズンをプレー。引退後は監督として、フェニックス・サンズ、シカゴ・ブルズ、ミルウォーキー・バックスを率い、13シーズンで通算443勝433敗の成績を残した。
マジックは、監督経験なしのボーン前HCの下、3シーズン連続25勝以下と低迷。今季は25勝57敗で、3年連続のサウスイースト地区最下位に沈んだ。ロブ・ヘニガンGMは、監督の人選にあたり、チーム再建を進めるには経験豊富なコーチが必要なのは明らかだったと語っている。
また、スカイルズ氏の考える勝てるチームの育て方、それを維持する方法に感銘を受けたと述べ、「スコットがあらゆる点で私たちのチームにフィットすることは明白だった」と説明した。
一方、スカイルズ氏は「恐らくチームの主な弱点は経験不足と若さだろう。だがそれは同時に強さでもあるはず」と、ニコラ・ブセビッチ、ヴィクトール・オラディポ、エルフリード・ペイトン、トバイアス・ハリスら若手中心のマジックに期待を寄せた。（STATS-AP）
