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現地28日、マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドは、チームとの契約交渉が暗礁に乗り上げ、今夏のオフにチームを去る可能性まで出てきたことが、情報筋の話から明らかになった。ヒートとの契約は2015-16シーズンまで残っているが、ウェイドはオプトアウト(契約破棄)を行使してフリーエージェント(FA)となることができる。
ウェイドは昨オフ、昨年まで在籍したレブロン・ジェイムス残留の可能性をヒートに残すためにオプトアウトを行使し、一度FAに。しかし、結局レブロンは移籍し、チームはクリス・ボッシュと総額1億1800万ドル(約146億円)の5年契約を結んだ。ウェイドはオプトアウトを行使しなければ2年総額4100万ドル(約50億7000万円)を受け取れるはずだったが、2年総額3100万ドル(約38億4000万円)で再契約しなければならない事態に陥った。
ウェイドはこれまでにヒート一筋を貫きたいと話してきたが、もしまたオプトアウトを行使すれば、チームは今季途中に加入したゴーラン・ドラギッチを引き止めるのに大型契約を用意しなければならないため、残るためにはさらなる減俸を受け入れなければならなくなる。
ヒートでの通算出場試合数、得点、アシスト、スティールのフランチャイズ記録を保持するウェイド。昨季もチームトップの1試合平均21.5得点をマークしたが、故障に悩まされ20試合を欠場した。シーズン終了後に減量を行ったと明かしているが、仮にFAとなった場合どれほどのオファーが得られるかは予測がつきにくい状況だという。(STATS-AP)