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ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地6月4日から、NBAファイナルでクリーブランド・キャバリアーズと対戦する。ウォリアーズのステファン・カリーはレブロン・ジェイムスの位置にたどり着きたいと語った。
ウォリアーズにもキャバリアーズにも、ファイナル進出経験のある選手は少ないが、レブロンは別格の5シーズン連続のファイナル。カリーは「彼は5年連続で来ている。だから、僕たちはベストの出来でなければ偉大な選手に4勝はできないはずだ」と相手を称賛。一方で、「僕たちにはその経験を持つ選手はいないから、全試合、全力投球をしなければならない」と話した。
カリーとレブロンはともにオハイオ州アクロンの病院で出生という共通点を持つが、ここまでの道のりは対照的。サイズとスピードを併せ持ち、「選ばれし者」との称号を授かって鳴り物入りで全体1位指名を受けたレブロンに対し、カリーはサイズ不足からNBAでスター選手になるのは難しいと見られていた。しかし、今季はハンドリングとシューティングでNBAを席巻し、レブロンらを抑えてシーズン最優秀選手に輝いた。
両者はともにカンファレンス決勝ではエースとしてチームをけん引する活躍。カリーはスリーポイントシュートを50%近く決め、1試合平均31.2得点、レブロンは1試合平均でトリプルダブルに迫る数字を残している。
レブロンは「1年目でありながら、故障者の続出、ラインナップの変更、トレードといった障壁を乗り越えた。今後何が起こったとしても、胸を張ることができることだ」とファイナル進出を果たしただけでも称賛されるべきとの見解を示した。(STATS-AP)
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