接戦落としたロケッツ、J.ハーデン「イスを蹴っ飛ばした」
2015-05-22
ヒューストン・ロケッツは現地21日、敵地でのウェスタンカンファレンス決勝第2戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに98対99で惜敗。左ひざを負傷し出場が危ぶまれていたドワイト・ハワードがプレー時間40分で19得点、17リバウンドをマークする活躍を見せるもあと一歩及ばず、シリーズ0勝2敗となった。
ロケッツは、前半に最大17点差をつけられる苦しい展開のなか、ジェイムス・ハーデンを中心に怒とうの追い上げを見せて55対55の同点でハーフタイムへ。そして、第3Q序盤にハーデンのスリーポイントシュートで勝ち越しに成功するなど、後半は一進一退の攻防が続いた。第4Qでは残り33秒にハワードが逆転への望みをつなげるレイアップを決め、わずか1点のビハインドに。しかし、ロケッツ最後の攻撃でハーデンがウォリアーズのステファン・カリー、クレイ・トンプソンの守備に阻まれ、そこで試合終了となった。
敗れた直後は悔しさのあまり崩れ落ちて頭を抱えていたハーデンは、「イスを蹴っ飛ばした。あんな終わり方だったから腹が立った」と苛立ちを隠せず。一方、勝負を決めたディフェンスを披露したカリーは、「ハーデンがパスをしないだろうと思っていた。あの時はただ、彼をスリーポイントラインの内側に入れてはいけない、ヒーローにさせてはいけないと思っていた」と振り返った。（STATS-AP）
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