ウォリアーズがグリズリーズに大勝、西決勝進出へ王手
ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地13日、ホームでメンフィス・グリズリーズとのウェスタンカンファレンス準決勝第5戦を行い、98対78で圧勝。シリーズ対戦成績3勝2敗とし、カンファレンス決勝進出にあと1勝と迫った。
ウォリアーズは、リーグナンバーワンのディフェンスを誇る守備を引き締め、自慢のアウトサイドからのシュートで攻撃のリズムをつかんだ。序盤こそ13点ビハインドを背負ったが、ステファン・カリーのスリーポイントシュート3本などで第1Q終了時に26対25と逆転。また、第3Qを74対57のリードで終えると、第4Q中盤には24点差まで突き放した。
カリーは、スリーポイントシュート6本成功で18得点、プレーオフ自己最多の6スティール、7リバウンド、5アシストとシーズンMVPにふさわしいパフォーマンスを披露。失速気味だった相棒のクレイ・トンプソンは21得点でスランプから脱出、ハリソン・バーンズは14得点をマークし、2連勝に貢献した。
グリズリーズをロースコアに抑えた守備について、フォワードのドレイモンド・グリーンは「ワインみたいなものだよ。時間がたつにつれてよくなっていく」と、試合を重ねるごとに向上していると胸を張った。
敗れたグリズリーズは、守備の要のトニー・アレンが左ハムストリングを痛めて欠場。ウォリアーズにスリーポイントシュートを30本中14本決められた一方、自らは15本中4本と外からの攻撃が機能せず。今プレーオフの最少得点に抑えられ、崖っぷちに立たされた
マルク・ガソルが18得点、12リバウンドを記録。ザック・ランドルフが13得点、10リバウンド、マイク・コンリーが13得点の成績だった。
第6戦は15日、グリズリーズの本拠地に場所を移して行われる。（STATS-AP）
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