レブロン38得点と爆発、キャブスが東決勝進出に王手！
クリーブランド・キャバリアーズは現地12日、地元で行われたイースタンカンファレンス準決勝第5戦で、シカゴ・ブルズに106対101で勝利。シリーズ対戦成績3勝2敗とし、2009年以来のカンファレンス決勝進出に王手をかけた。
キャブスは、左足首をねんざしているレブロン・ジェイムスが、故障の影響を感じさせないプレーで、38得点、12リバウンド、6アシスト、3スティール、3ブロックをマーク。この日は41分間プレーし、一度もターンオーバーを記録しなかった。右足にねんざ、左ひざに痛みを抱えるカイリー・アービングも、25得点と奮起。アービングは、序盤からエンジン全開でチームをけん引したレブロンに「俺たちを引っ張ってくれた姿は素晴らしかった」と称賛の言葉を贈った。
第5戦は、ブザービーターで決着がついた過去2戦ほど劇的な幕引きではなかったが、やはり緊迫感ある試合展開となった。キャブスは、第4Q残序盤に90対73の大量リードを奪っていたが、意地を見せるブルズが怒とうの反撃で残り1分18秒に101対99と2点差に詰め寄った。しかしキャブスは、イマン・シャンパートが値千金のオフェンスリバウンドを確保。アービングがラスト14秒間で4本のフリースローをきっちり決め逃げ切った。
ブルズは、ジミー・バトラーが29得点、マイク・ダンリービーが19得点をマーク。デリック・ローズは第1Qに12得点を挙げたが、第1戦で負傷した肩を再び痛め、第2Q以降はフィールドゴール（FG）成功が15本わずか2本にとどまり合計で16得点に終わった。左ハムストリングを故障しているパウ・ガソルは2試合連続の欠場となった。
タージ・ギブソンは、キャブスの控えガードのマシュー・デラベドバを蹴ったとして第4Q残り10分25秒に一発退場処分を受けた。ギブソンに倒されたデラベドバが、報復として両足でギブソンの足を挟んだことが発端。ギブソンとデラベドバには、リーグから何らかの処分が下る可能性がある。
なお、第6戦はシカゴで14日に行われる。（STATS-AP）
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