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シカゴ・ブルズ(第3シード)は現地8日、地元でクリーブランド・キャバリアーズ(第2シード)とイースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)第3戦を行い、99対96で接戦を制した。30得点を挙げたデリック・ローズが、スリーポイントシュートのブザービーターを決める劇的勝利で、ブルズはシリーズ2勝1敗とリードしている。
最後の最後までもつれた第3戦は、キャブスが第4Q残り10.8秒にJR・スミスのスリーポイントシュートで96対96の同点に追いつき、延長戦に突入するかと思われた。しかし、タイムアウト明け残り3秒からのブルズの攻撃で、本来のゲームプランであったコーナーとは異なるウィングでインバウンドパスを受け取ったローズが、トリスタン・トンプソン越しにスリーポイントシュート。ボールはバックボードに当たると、試合終了のブザーとともにネットに吸い込まれた。
決勝弾を決めたローズは「ボールを預けてくれたチームメイトにありがとうと言いたい。終盤に僕を信じてボールを回し続け、自分らしいプレーをするよう鼓舞してくれた」と仲間に感謝していた。
また、今季モスト・インプルーブド・プレーヤー(MIP)を受賞したジミー・バトラーが20得点をマーク。チームが記録した第4Qの25得点のうち23得点をローズと2人で奪っており、試合を決めたブザービーターについては「とてつもなく大きいプレーだ。チームはあれを必要としていた。さすがローズだよ」とエースを称賛した。
ブルズはほかにも、マイク・ダンリービーが16得点、ニコラ・ミロティックが12得点。リバウンド数で54対39とキャブスを圧倒し、ペイントリア内の得点で44対28、セカンドチャンスからの得点も18対7と大きく差を付けた。これにより、引き続きホームで行われる10日の第4戦で、シリーズに王手をかけるチャンスが出てきた。
一方のキャブスは、レブロンが25本中8本のフィールドゴール(FG)成功ながら27得点を記録。2試合の出場停止処分を終えたスミスは14得点、足の痛みを抱えるカイリー・アービングはFG13本中3本の成功でわずか11得点、アシストはゼロと不安を残した。(STATS-AP)
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