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ヒューストン・ロケッツ(第2シード)とロサンゼルス・クリッパーズ(第3シード)によるウェスタンカンファレンス準決勝第3戦が現地8日(日本時間9日)、ロサンゼルスに舞台を移して行われる。現在1勝1敗の五分となっている中、クリッパーズはクリス・ポールが負傷で出場があやぶまれ、ブレイク・グリフィンが好調を維持することが勝利の条件となっている。
クリッパーズのドック・リバースHCは、ポールが7日にトレーニングを行い、順調だったと明かしながらも、出場できるかは「当日の感触次第」と説明。再びグリフィンに責任がのしかかる可能性がある。
グリフィンは初戦では26得点、14リバウンド、13アシストのトリプルダブルをマークし、チームの勝利に大きく貢献。第2戦もハーフタイムまでに26得点を挙げ、チームも65対56とリードしていた。しかし、後半は8得点に抑えられ、ロケッツに逆転を許した。
グリフィンは「相手は前と後ろからダブルチームを仕掛けてきた。広がるのではなく、固めてきたと言える」とロケッツの守備についてコメント。「それを先読みし、オフボールでもっとうまく動かないといけない」と反省すると、今度はホームアドバンテージを守らないといけないと次戦を見据えた。
ロケッツはジェイムス・ハーデンが第2戦の後半にようやく爆発し、第4Qだけで16得点を挙げたのが好材料。フリースローは15本全てを決めて32得点を挙げたハーデンは、「厳しい2試合になるが、俺たちも勢いを取り戻している」と自信を示した。
また、ドワイト・ハワードはフリースローこそ21本中8本と低調だったが、24得点、16リバウンドの活躍。今季NBA最多の試投数を記録したチームのスリーポイントシュートは最近4試合で成功率27.3%とスランプが続いており、そろそろ決めたいところだ。
クリッパーズも第2戦でJJ・レディック、ジャマール・クロフォード、オースティン・リバースが合わせてスリー22本中4本の成功と低調。特にポールの代役で出場しているリバースは10得点に終わり、大事な場面ではターンオーバーを喫した。アシストも2試合で計5つと苦戦している。(STATS-AP)