ウィザーズに痛手… 司令塔J.ウォールが左手故障
2015-05-08
イースタンカンファレンス準決勝を戦っているワシントン・ウィザーズが現地7日、司令塔ジョン・ウォールの左手と手首の骨に、複数のひびが見つかったことを明らかにした。
ウォールは、3日に行われたアトランタ・ホークスとのカンファレンス準決勝初戦で、転倒した際に左手を負傷。試合後に受けたレントゲンでは問題が見られず、第2戦の試合前に行われた練習は参加したものの、同箇所の腫れが酷く、直前に欠場が決まった。そして、7日に再検査を受けた結果、5カ所にひびが入っていることが発覚した。
ウィザーズのランディ・ウィットマンHCは、「手の腫れを見るからに、悪い知らせがくるのは覚悟していた」とコメント。今後については明言を避けたが、ウォールを欠いてシリーズを戦う準備をしておく必要があると語った。
ウォールは第1戦で、負傷したあともプレーを続け、18得点、13アシストを記録して勝利に貢献。しかし、欠場した第2戦はホークスに敗れており、ポール・ピアースは「チームにとって厳しい状況だが、本人はもっとつらいだろう」と同情。そして、「シリーズを諦めたわけではないし、目標も変わらない」と述べ、選手一人ひとりの奮起を促した。
なお、第3戦はウィザーズは9日にウィザーズの本拠地で行われる。（STATS-AP）
