ネッツ、オフの最優先事項はB.ロペスの引き留め
2015-05-07
イースタンカンファレンスのファーストラウンドで敗退したブルックリン・ネッツのビリー・キングGMが現地6日、オフの補強について言及。センターのブルック・ロペスの引き留めが最優先事項との考えを示した。
シーズン終了後にフリーエージェント（FA）になることができるロペスは、今季も故障に悩まされながら、オールスター明けに力強いプレーでチームを引っ張り、平均17.2得点を記録。ネッツが第8シードを獲得しプレーオフ進出を果たせたのは、終盤のロペスの活躍によるところが大きかった。
球団の練習施設で取材に応じたキングGMは、ネッツをプレーオフに導いたのはロペスであり、チーム最高のプレーヤーだと称賛。「ブルック・ロペスがいなければ、我々が今季到達したところまでたどり着けなかった。プレーオフでは、対戦相手がダブルチームをしたり、彼を止める作戦を立ててきた。その中で平均20点を稼ぎ、リバウンドと合わせてダブルダブルをマークする選手はなかなかいない」と語った。
キングGMは、ロペスと同様にFAとなる権利を持つフォワードのタディアス・ヤングの残留も希望しているとコメント。また、同GMによると、両選手ともチームに戻ることを望んでいるとほのめしたという。
一方、ロペスも含めシーズン中に放出を画策していたデロン・ウィリアムスとジョー・ジョンソンの高年俸コンビについては、トレードも選択肢の一つとしている。その一方で、「“よし、外から選手を引っ張ってこよう”と、毎年ロスターを入れ替え続けることはできない。チームの中で築き上げていくことも時には必要だ」と話し、選手の顔ぶれを大幅に変えないことが来季の好スタートにつながるとの見解を示した。（STATS-AP）
