M.コンリーが復帰未定のグリズリーズ、第2戦で勝機見いだせるか
顔の骨折手術を受けて戦列を離れているメンフィス・グリズリーズのポイントガード、マイク・コンリーが、現地5日に敵地で行われるゴールデンステイト・ウォリアーズとのウェスタンカンファレンス準決勝（7回戦制）第2戦も欠場する可能性がある。
グリズーズは3日の第1戦で、今季のMVPに選出されたステファン・カリーにお手本のようなパフォーマンスを見せつけられ、86対101で完敗。リーグ屈指のストッパーのトニー・アレンが延長戦以外で今季最長の37分以上をプレーしたが、守備に定評があるコンリーを欠き、第3Qには20点の大量リードを奪われた。
しかし、グリズリーズのデビッド・ジョーガーHCは、カリーに対する守備について「非常に難しい。彼はタフショットを決めてくる。自信を持って前に突き進むしかない」と述べるなど、明確な解決策はない。
ゲームメーカーであるコンリー欠場の影響はオフェンスにも及び、プレーオフでは2012年5月11日以来最多の16ターンオーバーを記録。マーク・ガソルは、フィールドゴール（FG）試投数がプレーオフでは2013年5月3日以来最少となる10本にとどまった。
ジョーガーHCは、「コンリーのピック・アンド・ロールとトランジションオフェンスは相手にとって脅威だ。それにスリーポイントシュートの成功率も高い。ウォリアーズはペイント内にディフェンスを多く配置するので、マーク（・ガソル）の持ち場が混雑することになる」と語り、コンリーの早期復帰を願った。
コンリーの第2戦出場は未定のまま。たとえ出場できたとしても、今季オラクル・アリーナで圧倒的な強さを見せているウォリアーズから勝利を奪うのは至難の業だ。ウォリアーズは、目下ホーム21連勝中。レギュラーシーズンはリーグ最多の39勝（2敗）を記録した。（STATS-AP）
