逆転勝ちのウィザーズJ.ウォール「序盤から飛ばしてくるとわかっていた」
2015-05-04
ワシントン・ウィザーズは現地3日、イースタンカンファレンス準決勝（7回戦制）第1戦で、アトランタ・ホークスに104対98で勝利。序盤は勢いで勝るホークスの猛攻に耐え、後半に試合をひっくり返す試合巧者ぶりを発揮した。
ウィザーズのランディ・ウィットマンHCは「試合は長いんだと、何度も何度も話した」とタイムアウトなどでの会話を説明。「自分たちは試合が進むにつれて、どんどん良くなっていった」と話した。
ウィザーズは昨年から、プレーオフの敵地での試合は8勝1敗、特にロードでのシリーズ初戦ではNBA史上初となる4連勝を飾っている。18得点、13アシストと活躍したジョン・ウォールは「相手が序盤から飛ばしてくることはわかっていた」と述べ、チーム全体が落ち着いていたと振り返った。
一方のホークスはファーストラウンドが第6戦までもつれたことにより、休養が実質36時間しかなかった。後半に入ってからフィールドゴール（FG）成功率が落ち、第4QはFG28本中5本しか決められなかった。残り約2分間の攻撃では、5回もオフェンスリバウンドを奪いながらも、ショットが6本続けてリムに弾かれる場面があった。
アル・ホーフォードは「前半のほうが良いペースでプレー出来ていた。後半は疲れたのかもしれない。何度かティップが信じられないような外れ方をしたが、それが試合の分かれ目になったと思う」と悔しさを滲ませた。（STATS-AP）
