Not Found
現地5月1日、イースタンカンファレンス第8シードのブルックリン・ネッツは、ファーストラウンド(7回戦制)第6戦で、第1シードのアトランタ・ホークスと対戦する。今季、レギュラーシーズンでは22ゲーム差をつけられたが、ホームでシリーズ3勝目を挙げ、第7戦に持ち込むチャンスがある。
ネッツはシリーズを2連敗でスタートしたが、その後ホームで2連勝。第5戦も前半に大きく離されながらも巻き返し、最終的に敗れはしたものの、熱戦を演じた。シーズン最終戦でプレーオフ圏内に滑り込んだチームが、60勝を挙げたチーム相手に善戦している。
ネッツは過去2シーズンも、第6戦で負ければ敗退の危機に面したが、いずれの試合にも勝利。プレーオフの第6戦は通算で5戦全勝と相性が良く、ネッツのライオネル・ホリンズHCも「エキサイティングなシリーズになったと思う。ホームで行われる次の試合に勝つことができれば、第7戦は何が起こるかわからない」とアップセット実現に意欲を見せている。
一方、ホークスのアル・ホーフォードは「どんな相手も過小評価しない。俺たちは逆境に面していて、相手も自信にあふれていいプレーをしている」とコメント。「お互いに相手を追い込んでいるし、このシリーズで自分たちも成長できるはず」と意気込んだ。
第6戦での注目は、お互いのベンチメンバーの活躍。ホークスはシーズン中、ベンチメンバーが重要な役割を果たしたが、第5戦はレギュラー陣が重用された。一方のネッツはアラン・アンダーソンとジャレット・ジャックが活躍し、ベンチからの得点でホークスを大きく上回った。
また、注目選手は第4戦では35得点をマークながら、第5戦は5得点に終わったネッツのデロン・ウィリアムス。一方のホークスでは、先発メンバーのうち唯一、今季のオールスターに選ばれなかったデマー・キャロルが、今プレーオフでは1試合平均17得点と、最も安定したプレーを見せている。(STATS-AP)