低迷ウルブズ期待の星、A.ウィギンスが新人王獲得
2015-05-01
NBAは現地30日、2014-15シーズンの新人王を発表。ミネソタ・ティンバーウルブズに所属する20歳のカナダ人ガード、アンドリュー・ウィギンスが選出された。
ドラフト前から注目選手だったウィギンスは、2014年にクリーブランド・キャバリアーズからドラフト1巡目指名を受けてプロ入り。同8月にケビン・ラブとのトレードでウルブズへ移籍すると、今季82試合すべてに出場し、1試合平均16.9得点、4.6リバウンドをマークした。
ウルブズ初の新人王となったウィギンス。チームは2004年を最後にプレーオフから遠ざかっており、今季もリーグワーストの16勝66敗と低迷しているが、「呪いのようなものはないと思う。戦力が揃うことが必要だけど、今はチームの核となる若い選手たちがいる」と前向きに語った。
ウルブズのフリップ・サンダース球団社長もウィギンスについて「オフェンスとディフェンスの両方ができ、試合を変えることのできる選手」と高く評価。ラブとのトレードは大成功だったと喜んだ。
ウィギンスは110票の1位票を得て、合計604ポイントを獲得した。2位はシカゴ・ブルズのニコラ・ミロティック、3位にはフィラデルフィア・セブンティシクサーズのナーレンズ・ノエルが続いた。（STATS-AP）
