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現地26日のファーストラウンド(7回戦制)第4戦で左肩を脱臼したクリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブが27日、イースタンカンファレンス準決勝を全休することがわかった。
プレーオフ初出場のラブは、キャブスがボストン・セルティックスをシリーズスイープで下した第4戦の第1Qに、相手チームのケリー・オリニクとのルーズボール争いの際、左腕が絡まり肩を脱臼。チームは、MRI検査などの結果、靭帯と関節唇の損傷を伴う脱臼と診断されたことを明かした。
ラブとキャブスは、医師からさらなる意見を仰ぐ予定。場合によっては、今後のプレーオフ出場が絶望となる手術が必要となる可能性もある。
リーグはまた、同日に先発ガードのJR・スミスに対する2試合の出場停止処分(無報酬)を発表。スミスは、第4戦でセルティックスのジェイ・クロウダーの顎に裏拳を見舞い、フレグラントファウル(タイプ2)により退場処分となっていた。これにより、キャブスはスミスも不在の状態でカンファレンス準決勝を迎えることに。
マイアミ・ヒートで4年連続のNBAファイナル進出を果たし、うち2度のリーグ優勝経験を持つチームメートのレブロン・ジェイムスは、ラブの検査結果を知る前に「ラブとスミスはチームにとって大きなピースであることは当然。しかし、他の人間が役割を果たせばいい。言い訳は無用だ」と、先に進むためには困難を克服する必要があるとの考えを示した。
なおリーグは、ラブに対するラフプレーにより、セルティックスのオリニクにも1試合の出場停止処分を科した。オリニクは2015-16シーズンの出場可能な最初の試合を欠場する。(STATS-AP)