クリッパーズがシリーズ2勝2敗に C.ポールが34得点
2015-04-27
ウェスタンカンファレンス第3シードのロサンゼルス・クリッパーズは現地26日、敵地で第6シードのサンアントニオ・スパーズとのファーストラウンド（7回戦制）第4戦に114対105で勝利し、シリーズを2勝2敗の五分に戻した。
第3戦は73対100で大敗したクリッパーズだったが、この日はフィールドゴール（FG）成功率53.6％を記録。クリス・ポールは34得点、7アシスト、ブレイク・グリフィンは20得点、19リバウンドをマーク。さらにJJ・レディックが17得点を挙げると、ベンチスタートのオースティン・リバースもFG8本中7本成功で16得点と、チームに勢いをつけた。
ポールは、第3戦のあとドック・リバースHCに選手全員が絞られたことを明かすと「何が出来ていなかったのか指摘された」と述べた。この日はシュートだけでなく守備も改善し攻撃の効率もよかったとし、「自分たちのテンポで試合を進め、加速し、スクリーンも張った」と手応えを口にした。
一方、昨季ファイナル王者のスパーズは、クワイ・レナードが26得点と好調を維持。ティム・ダンカンは22得点、14リバウンド、トニー・パーカーは18得点を記録した。しかし、チーム全体でスリーポイントシュートが25本中6本、フリースローは35本中25本の成功に終わったことが結果に響いた。グレッグ・ポポビッチHCは「統制を欠いた。戦術を十分に実行できず、全体として満足のいく出来ではなかった」と淡々と話した。
第5戦は28日にクリッパーズのホームで行われる。（STATS-AP）
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