K.レナード32得点、スパーズがクリッパーズ粉砕し2勝1敗に
ウェスタンカンファレンス第6シードのサンアントニオ・スパーズは現地24日、地元で行われた第3シードのロサンゼルス・クリッパーズとのファーストラウンド（7回戦制）第3戦で、終始リードを守って100対73で圧勝。シリーズを2勝1敗と逆転した。
昨季の王者スパーズは、前日に2014-15シーズンのディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー（最優秀守備選手賞）を受賞したクワイ・レナードが、プレーオフ自己最多の32得点とオフェンスでも絶好調。「チームの勝利に貢献しようと思っているだけ。トニー（・パーカー）がシュートをお膳立てしてくれたおかげで、リズムに乗ることができたんだ」と、控えめに語った。
わずか4得点に抑えられたベテランのティム・ダンカンも、チームをけん引するまでに成長した後輩を称賛。「彼（レナード）がコートに立つたびに、そのすごさを思い知らされる。こういう状況であのようなパフォーマンスを披露することができるんだから、チームにとってもすばらしいし、見ていてすごいと思うよ」と語った。
ほかにもボリス・ディーオウが15得点、ダニー・グリーンが11得点をマーク。シリーズ最初の2試合は緊迫した接戦となったが、第3戦はスパーズが最大37得点を奪うワンサイドゲームとなった。
一度もリードを奪えず1勝2敗の黒星先行となったクリッパーズは、ブレイク・グリフィンが14得点、10リバウンド、デアンドレ・ジョーダンが10得点をマークした。
フィールドゴール（FG）成功率はわずか34％、スリーポイントシュート成功率も26％と勢いに乗れず、プレーオフのチーム最少得点（76点）に終わった。さらに、第3Qでは1クオーターの今季最少得点となる11得点にとどまった。
なお、26日の第4戦も引き続きサンアントニオで行われる。（STATS-AP）
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