ホークスが1020億円で売却へ、選手からは歓迎の声
2015-04-24
アトランタ・ホークスは現地22日、チームを投資会社『アレス・マネジメント』の共同創設者アントニー・レスラー氏が率いるグループに売却することで合意したと発表した。関係者によれば売却金額は8億5000万ドル（約1020億円）にのぼり、今回の売却にはホームコートのフィリップス・アリーナも含まれているという。
レスラー氏はMLB（メジャーリーグ機構）のミルウォーキー・ブリュワーズの少数オーナーでもあり、昨年はロサンゼルス・クリッパーズの買収にも関心を示していた。買収グループには元オールスター選手のグラント・ヒルが含まれているもよう。
正式な買収成立には、NBAの他29球団のオーナーのうち、4分の3以上から賛成を必要とするが、問題なく同意は得られるとみられている。また、ホークスのカイル・コーバーは「このグループによる買収を楽しみとする理由はたくさんある」と歓迎していた。
ホークスは昨年、共同オーナーのブルース・レベンソン氏のメールに人種差別的表現が含まれていたことが明らかになり、売却される方向に進んだ。今季はレギュラーシーズン62勝20敗とチームは好調で、プレーオフもファーストラウンドを2連勝中。観客動員数は昨年比で21パーセント増加している。（STATS-AP）
